11月29日〜12月1日にJRA馬事公苑(東京都)で開催された「RRC FINAL 2024 総合馬術競技」に村上一孝とダイシンインディーのコンビが出場。3日間の競技を終え、13位完走を果たしました。

この大会名の「RRC」は「Retired Racehorse Cup(引退競走馬杯)」の略称。競馬を引退した競走馬に活躍の場を提供し、セカンドキャリアの形成を支援することなどを目的に開催されている大会で、2021年以降に競馬への出走歴がある元競走馬のみ出場が可能です。
村上がコンビを組んだダイシンインディーは8歳のセン馬で、2023年6月に東京競馬場で開催されたレースを最後に競走馬を引退。1年半でキャリアチェンジを果たし、馬場馬術・クロスカントリー・障害馬術の3種目に挑みました。

競技初日の11月29日に行われた馬場馬術では、65.61%の得点率(減点34.4)で暫定12位でのスタート。
翌30日には馬事公苑内のナチュラルアリーナと武蔵野自然林を使ったクロスカントリーのコースに臨み、タイム減点・障害減点ともにゼロでゴール。順位を11位に押し上げました。
最終日の12月1日は障害馬術に出場。終始安定したペースでの走行でしたが、惜しくも1落下があり減点4でゴール。3日間の総減点は38.4で、13位での完走となりました。

馬術の競技には珍しく、馬名入りのゼッケンを着用します


芝の広場と森を結ぶコースに設置された15個の障害をクリアしました


馬事公苑は紅葉が見頃です


メインアリーナで行われた障害馬術。朝から多くの観客が集まりました


前肢が高く上がるダイシンインディーの飛越


幅のあるオクサー障害も見事にクリア