村上一孝とティベント(ティミー)のコンビが第50回全日本総合馬術大会2020(10月24日〜25日、兵庫・三木ホースランドパーク)に出場し、全日本総合馬術選手権競技(CCI3*-S)で準優勝を果たしました。また村上はミミ・ジャンティーユ(ミミ)とのコンビでEV80競技にも出場し、5位に入賞しました。

今年の大会は新型コロナ対策のために2日間の短縮日程で開催され、各クラスで初日の24日に馬場馬術と障害馬術を、2日目の25日にクロスカントリーが実施されました。

全日本総合馬術選手権競技には6人馬が出場。馬場馬術で村上とティミーは得点率67.70%(減点32.3)の4位となり、この時点では6人馬が減点4以内に並ぶ僅差のスタートとなりました。同日夕方に行われた障害馬術では各人馬に落下が多く見られ、ティミーも1落下で減点4.0が加算。しかし順位を1つ上げて、トップと減点6.1差の3位で初日の競技を終えました。

2日目のクロスカントリーは、広場と森を往復する全長3575mに22障害が設置されたコースを走行。出走順が最後となった村上とティミーはスピードに乗った力強い走りで完走し、6人馬中最速となる6分41秒のタイムでゴール。上位の人馬との差を詰めましたがわずかに届かず、減点差0.7で惜しくも準優勝となりました。

また、村上はEV80競技にミミと出場。初日の馬場馬術を得点率69.76%(減点30.2)のトップで終え、障害馬術では1落下・減点4.0を課されて2位に後退。2日目のクロスカントリーでは17障害・1800mのコースを完走しましたが、タイム減点・障害減点が加算され、総減点68.2の5位で競技を終えました。

村上とティミー/全日本総合馬術選手権競技(CCI3*-S)



村上とミミ/EV80競技